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Kindle本を見開きにしたい

こちらのお話は、Kindleで漫画などの固定レイアウトで出版する場合のお話です

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iPadで読むと見開きにならない?!

スマホで確認していたので
しばらく気づかなかった…

スマホやアマゾンのKindle端末で読む人は、デバイスを縦に持つと思います。

電子書籍はタブレットで見る時は横に持つので、「見開き」設定になっていないと実はかなり寂しい表示になります。
タブレットの真ん中に、ポツンと1ページ。

こんな感じ

さみしいぞー

商業出版のものだと見開き表示になっていないものは見た事がありません。

つまり、商業出版では当たり前の設定だと言えるでしょう。

しばらく気づけなくて悔しい…!

見開き設定を行うとこうなります

うん、しっくりきます。

上のようにぴっちり詰めたい場合と、スペースを空けたい場合があると思いますが、これらはアマゾン純正のKindle Comic Creatorで設定できます。

なお、1つの本でどちらか、という決まりはなく、ページごとに見開きにするか、する場合は詰めるかスペースを空けるのかを選ぶことができます。見開きにしないページも作れるので、常に奇数ページが左側…なんてことではなく、あるページは1枚だけ表示、次からは見開き、のように自由に設定できることになります。

スペースあり
スペースなし

スペースを空けたい時は「2ページ表示」

詰めたい時は「見開き表示」

見開き表示を行うためにはアンロックで!

そもそも電子書籍を横向きで見ることを許可していないと見開きにはなりません。

デフォルトでは現状アンロック(デバイスの向きで自動でフリップする)に設定されていますが、間違えて固定してしまわないようにしましょう。

「ユーザーに縦でみるか、横向きで見開きで見るのかの選択肢を残す」ことが良い読書体験には必須だと思います。

いわゆる漫画の設定

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