3X歳、競プロ(競技プログラミング)、はじめました。
会社員になって早いく年、子どもも2人出来て、社内の同僚や上司にも恵まれて、仕事も慣れてきた。
週末は家族で公園で遊んだり、新しいおもちゃや絵本に喜ぶ子どもを見て癒されてる。
…でもどこかに焦燥感がある。
きっとしばらくは問題なく仕事も続けられるだろうし、仕事が曲がりなりにもアナリストなので必要になればその都度色々学んで成長できるだろう。そんなガツガツ残業したりスキルアップに割く時間なんてない…本業で充分…。
でも、何か学びたい。
大学院生の時のような、没頭して充実した時間を身体が求めている気がする。
院生時代の勉強はどストレートに今の仕事に役立っているわけではないが、それでも仕事の端々に「あ、これあの計算と同じだ」「こういう時の検定はこっちだな」と恩恵を受けることがある。
だから私が今学びたいことは、「面白くて楽しいこと」かつ「それを通じて培った考え方や知識が役立つこともある」だ。
実は正直に言って「面白いこと」だけで十分なのだが、私は格好つけたいもので、それが他人に「勉強」っぽく見えるのがまた良いのだ。「タメになる事でもある」というのは完全なるボーナスだ。
趣味のお絵かきみたいに、細く長く続けられるものがないかな。
そう思って昨年の積読から手にした本(独学プログラマー:前記事)をきっかけにPythonを始めて、ついに私は競プロに手を出すのである。
競技プログラミングは簡単に言うとクイズである。
クイズだったり数学が好きな人であればプログラミング初心者でも充分手応えを感じられるだろう。レーティングという自分のレベルみたいなものがコンテストに出ると得られるのだが、この成長を眺めるのがまた嬉しいのである。
グラフの上の方が茶色になっているのが分かると思うが、レーティングが上がると色がつく。柔道の帯の色みたいなものだ。Twitterを見ればたくさんの競プロerが凄まじいスコアを上げてグングン伸びて色付いていくのが見れる。悔しがったり嬉しがったり結果に一喜一憂してみんなが頑張っているのを見るととてもモチベーションが湧くのである。
私のスコアは初心者中の初心者でショボショボだが、周りの競プロerより一回り以上歳をとった年の功なのか、焦ることなく気長に楽しめている。学生の時は絵や写真を始めても、周りが凄すぎて「趣味としてやってる」なんてなんだか恥ずかしくて言えなかったけど、今なら自信持って言えます。
「ワタクシ、競プロer、始めましたぜ!」
今週も土曜9時からのContestを、生後数ヶ月のベビーを抱っこしながら参戦します。いつか子どもと競プロしたいな、なんて。