これまでのクラウドクエスト
AWSのド素人初心者がただの憧れで使えるようになりたいと「ゲームで学べるAWS」に挑戦。今までの経験はS3のストレージを使うくらいのもので、ほぼAWS知識はゼロからのスタートです。これまでにクエストは9つクリアして残るは3つ。今回で12のクエストがついに終わりを迎える・・・はず・・・!
これまでのクエストは基本的にお使いゲームみたいなものでインストラクションに従って作業するだけなので、基本的に自分で調べる作業は不要です。インストラクションはかなり丁寧だと感じました。
(ゲームの中の)スマホに依頼の電話がきてそれに応えるのが基本ルートなのですが、街には色々な建物があったりドローンが飛んでいたりします。冒頭のスクリーンショットはドローンをシューティングで初めて落とした瞬間です。その後クイズが始まり、正解するとカードがもらえました。クエストが終わったら街中を散策してみるのも楽しそうです。
クエスト10
ストリーミングサービスの会社の方が依頼者です。スケーラブルで早いデータベースが欲しいとのこと。DynamoDBを提案します。
練習
DynamoDBでテーブルを作って1つレコードを作成します。これは今までのクエストの中でも1・2を争うくらい簡単でした。ラッキー。
課題
先ほどとほぼ同じ。別のレコードを作成し、そのアトリビュート(列名)をratingにしたものを作成します。
報酬
今回も建物ですね。見覚えのあるような、ないような・・・。
クエスト11
今回はゲームカフェのオーナーさんが依頼者。EC2のオートスケーリングをしたいとのことです。キャパオーバーだとEC2のパフォーマンスが落ちてしまうので、ゲームのお客さんに合わせてスケールしたいとのことです。曜日や時間で需要予測もされているので、それに合わせてスケジュールします。
練習
まずはゲームサーバのEC2インスタンスにAMI(Amazonマシーンイメージ)を設定します。AMIが立ち上がるのに数分かかるのでちょっと待ったあと(この辺がリアル)、launch templateを作ります。auto scalingをオンにし、次にauto scaling groupを作成します。このゲームサーバーは決まった日に需要が増えるらしいのでスケジュールも組みます。
課題
先ほどの練習と同様で、今度は毎日1時にスケールをゼロにする予定を組みます。新しくscheduled actionを追加すればOK。
報酬
今回も報酬は建物。毎回3択で1つ選びます。
クエスト12
ついに12個目のクエストです。今回の依頼者は旅行会社の方です。先週の販促イベントの際にサイトにアクセスが集中して多くのリクエストがタイムアウトしてしまったらしいです。AZが1つだったために嵐で数時間止まってしまったとのこと。複数のAZに分散させること、そしてロードバランサーを設定してトラフィックに最適化させることを提案します。
練習
まずは現在のEC2が1つのサブネット、1つのAZで設定されていることを確認します。ロードバランサーを追加して、違うAZのサブネットを設定します。次にセキュリティグループを作成し、インバウンドルール・アウトバウンドルールを設定します。次にセキュリティ強化のため、インバウンドルールに現在0.0.0.0/0でどんなアクセスも可能にしていたルールを削除して、ロードバランサー経由のみを許可します。一度サーバの調子を確認しておきます。
ここであえてインスタンスを終了させて新たに作られることを確認します(最小インスタンス数:1を守る!)。次はインスタンスの数を2個に増やして新たにインスタンスが作られることを確認して完了!
課題
2つインスタンスを別のAZのサブネットに設定したので想像できますが、3つめを設定しておしまいです!やったー!
報酬
さて、12個目の報酬です!あいかわらずビルですね!
12クエスト成功の報酬は、AWSのフリーテストです
AWS Certifirf Cloud Practitionernの練習用のテストのためのアクセスコードがもらえました。そのままbench prepというサイトに飛び、このコードを入れてテストが受けられます。
2つほどテストに関する注意事項のようなものを読んだ後、テストを開始できるようになるようです。このゲームは英語しか選択できませんでしたが、テストは複数の言語から選ぶことができ、日本語も選択できます。
クエスト終了時のステータス
12クエスト終了時点でのステータス一覧です。ペットとチャレンジがゼロ。街で何かしらのイベントを起こす必要がありそうですね。キリンや犬などが歩いていたのでそれらがイベントっぽい。次回やってみよう。
2カード、というのは街を飛び回っているドローンをシューティングで撃ち落とした後のクイズに正解した時にカードがもらえたのでその2枚ですね。
12のお使いクエストで9つのAWSのサービスに(一応)触ったことになるようです。私のような「よくわからないけどとりあえず触ってみたい」人間にはちょうど良いのではないでしょうか。